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宮沢賢治「狼森と笊森、盗森」

宮沢賢治「狼森と笊森、盗森」

著者:宮沢賢治

再生時間:26分56秒

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内容紹介

宮沢賢治「狼森と笊森、盗森(おいのもりとざるもり、ぬすともり)」のオーディオブック。

小岩井農場の北に、狼森(オイノもり)、笊森(ざるもり)、黒坂森、盗森(ぬすともり)の、 4つの黒い松の森がありました。どうしてこんなおかしな名前がついているのかを知っているのは自分だけだと、黒坂森の真ん中にある大きな巌(いわ)が、ある日このお話を聞かせてくれました。

ある日、4つの森にまだ名前もなかった頃、近くの野原に百姓たちとその家族がやってきました。彼らは、その野原に小屋を立て、楽しく幸せに暮らしていました。

しかしそんな折、朝起きてみると、子どもたちが、農具が、そして大事にこしらえた粟(あわ)が、それぞれどこかにいってしまっていたのです。

これは大変だと、みんなはそれぞれ4つの森へ探しに行くことにしました。そして森には、狼(オイノ)がおり、笊があって、盗(ぬすと)がいたのです…

自然との共生を描く宮沢賢治の心温まるお話です。都会にすっかり慣れ、自然との接点が失われつつある時代において、自然との関わり方を、オーディオブックで子どもたちに優しく教えてみてはいかがでしょうか。

著者情報

宮沢賢治(みやざわ・けんじ)

1896(明治29)年8月27日生~1933(昭和8)年9月21日没。岩手県花巻生まれ。ふるさと岩手を心象風景の理想郷“イーハトーブ”と呼ぶなど、独特な感性と自然観で捉えた作品を多数遺す。農業指導・研究家として活動し、教職を務めた後、「羅須地人会」を設立。農民生活向上のため粉骨砕身するが肺結核に倒れ、世を去った。死後、彼の創作は高い評価を受け、国民的作家となる。天体や鉱石に深い造詣を持つなど、その世界は現在でも研究され、多くの人に親しまれている。代表作『銀河鉄道の夜』『風の又三郎』『注文の多い料理店』、詩集『春と修羅』など。


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