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『生麦事件』について

『生麦事件』について

講演者:吉村昭

1998年10月20日 紀伊國屋ホール

再生時間:1時間48秒

提供:新潮社

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内容紹介

歴史小説家の著者は、史実を追いかける場合、資料はもとより関係者たちの証言を重んじる。そこから見えてくるものは、史実そのもの中にすでに物語としての構図が含まれているということ。生麦事件から薩英戦争が始まり、やがて幕府の崩壊が始まる。その生麦事件とは実際にはどういうものであったか…。小説『生麦事件』の著者が執筆の舞台裏を明かしながら歴史の実相に迫る。

内容項目

小説『桜田門外ノ変』のこと/史実そのものがドラマ/研究者のいない「生麦事件」/当時の大名行列の実態/さまざまな資料と記録/薩摩と長州の方向転換

講演者紹介

吉村昭

1927(昭和2)年、東京生まれ。学習院大学在学中から創作を始め、1966(昭和41)年、『星への旅』で太宰治賞を受賞する。同年『新潮』に発表された『戦艦武蔵』で脚光を浴び、以後、記録文学、歴史小説の分野で大きな足跡を残す。代表作に『ふぉん・しいほるとの娘』『破獄』『冷い夏、熱い夏』などがある。1997年、日本芸術院会員。2006(平成18)年逝去。


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