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二廃人

二廃人

著者:江戸川乱歩

朗読:テルヤン

再生時間:48分21秒

提供:パンローリング

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内容紹介

湯上りに世間話を交わしていた二人の男がいた。その一人、斎藤氏の顔は無残に傷ついており、身体にも戦場で数々の傷を負ったのだという。一方の井原氏は、彼と宿も違い、身分も違うのに、急に親しくなったことを不思議に思っていた。何かしら前世の約束のような不思議な縁を感じていたのだった。
昔話に花が咲く中、斎藤氏は一つ懺悔話を聞いて欲しいと切り出した。それは、斎藤氏が大学に在学していた時に犯してしまった罪の話だった。
ある朝のこと、同じ下宿にいる友人がやって来るなり、奇妙な話を始めた。昨日の斎藤氏は大変な気焔で、いきなりやって来て議論を吹っ掛けては、言いたいだけ言ってさっさと帰ってしまったと。だが、その記憶が定かでない斎藤氏は、キツネにつままれたような心境でその話を聞いた。その友人は昔からの夢遊病が再発したのではというのだが……

著者情報

江戸川乱歩(えどがわ・らんぽ)

日本の推理小説家。1894年10月21日生まれ、三重県生まれ。筆名は、19世紀の米国の小説家エドガー・アラン・ポーに由来する。数々の職業遍歴を経て作家デビューを果たす。本格的な推理小説と並行して『怪人二十面相』、『少年探偵団』などの少年向けの推理小説なども多数手がける。代表作は『人間椅子』、『黒蜥蜴』、『陰獣』など。1954年には乱歩の寄付を基金として、後進の推理小説作家育成のための「江戸川乱歩賞」が創設された。


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朗読者  落語家・講談師 
 
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・録音音声の中には、今日においては不適切と思われる表現がありますが、音源の歴史的価値を尊重し、改変を加えずそのままとしました。
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