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実説 城谷怪談 撰集四十

実説 城谷怪談 撰集四十

著者:城谷歩

朗読:城谷歩

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実説 城谷怪談

老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。
幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。

内容紹介

「キエロ」(39分)
体験者の竹岡さんは、偶然立ち寄った雑貨店で古い手鏡が目に留まった。
その鏡を手にした日から、化粧やファッションに違和感を感じるようになり、
人付き合いの仕方も変化していく。
周囲の視線が気になり親しい同僚に相談すると、
近頃竹岡さんはイメチェンしていたように見られていたという。自覚がなかった竹岡さんは同僚の誘いのままストレス発散で、その日深酒になった。
そんな竹岡さんを待ち受けていた驚愕のラストとは...。

「トントン坊」(29分)
ある方の曾祖母の実体験。雪国の冬の厳しさは現代の比ではなかったらしい。
古い木造屋は、隙間風は入る上に吹雪の夜などはガタガタと家が揺れる。
その夜も兄と布団を並べて寝ていたのだが一向に寝付かれずにいると、当時まだ小学校にも上がらない年齢の妹に、
「なぁ...。トントン坊って知ってるか」と兄が話しかけてきた。
兄がトントン坊とは何かを話してくれるのだが、それはまるで昔話の妖怪譚のようであり身を縮ませていた。
翌朝、
それが決して夢幻ではなかったのだと思い知ることになる...。

「約束」(31分)
昔から弔事や法事においては決まりごとがあったりするものだ。
その一つに「家から寺や墓地に行くまでは後ろを見てはいけない」という迷信がある。
Sさんは当時高校生。弟と両親とで、近所の菩提寺に盆のお参りに出かけた。
その年も母親に
「お寺に着くまでは後ろを見てはいけません」と言われたのだが、子供たち二人は何故なのか気になる。
改築された寺に着くまでは和気あいあいとしていたのだが、目的の四階にある納骨堂にエレベーターが到着したとき、
振り向いた弟が絶叫を上げた事で空気が一変する。

「噂」(32分)
体験者の男性がまだ若い頃、車の部品工場に出稼ぎの仕事に就いていた。
職場で面倒見のいい同じ部署の若村さんという先輩が、ある人物の風評を教えてくれた。その人は50代の戸川さんという強面のベテランだ。
かつて交通事故で人をひき殺し、定職に就けなくなり、人間不信になってしまったという。
危険な男だから関わらないほうがいいと言うのだ。
そんな話を聞いた翌日、
若村さんが職場で事故死したのだ。
その後、噂の戸川さんに
呼び出された体験者の男性が聞かされた話とは...。

著者情報

城谷 歩(しろたに わたる)

プロフィール
1980年2月16日生 北海道小樽市出身
15歳から舞台演劇を中心に俳優活動を始める。
その後、劇団深想逢嘘(2000年~2011年)を発足、主宰を務める。
様々な職種を経て2012年1月怪談師デビュー。怪談ライブバー
スリラーナイト札幌本店で活動後、2014年から同六本木店オープンに合わせ上京。
外部出演、独演会開催、メディアへの出演多数。
2018年独立。公演情報などはHPにて。
https://www.shirotaniwatarunosekai.com/


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・録音音声の中には、今日においては不適切と思われる表現がありますが、音源または原文の歴史的価値を尊重し、改変を加えずそのままとしました。
・当時の録音状況や、原盤の保管状態の不備などにより、一部にお聴き苦しい箇所があることをご了承下さい。