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阿漕の浦

阿漕の浦

著者:山本周五郎

再生時間:36分13秒

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内容紹介

山本周五郎は「文学には“純”も“不純”もなく、“大衆”も“少数”もない。ただ“よい小説”と“わるい小説”があるばかりだ」を信念とし、普遍妥当性をもつ人間像の造形を生涯の目的とした作家で、時代小説を中心に沢山の作品を残しています。
その作風は今なお古臭さを感じさせず、繊細に描かれた人の心の機微や人情に、思わず笑わされたり、胸を打たれたりする魅力に溢れています。

あらすじ

慶長五年(1600年)七月中旬のある朝、伊勢の国安濃津城の馬場で、城主富田信濃守知信の妻渼子が三人の侍女を相手に馬をせめていると、大阪からの使者が訪れた。それは渼子の父・忠家の使いであった。忠家は直に会って特別に渼子に話したいことがあると面会を求めていたが、渼子は戦に出ている主人の留守を預かる身ゆえに、直の対面は出来ないと断じた。
三日後の朝のこと、渼子は阿漕塚の辺りまで馬を走らせていた。供を引き離して馬を駆っていた渼子は、突然二人の騎馬武者に連れて行かれてしまう。騎馬武者は父・忠家の使いであり、大坂での石田三成の挙兵を渼子に知らせた。天下が徳川軍と石田軍との二つに分かれての対戦に直面しているのである。そして、忠家は石田三成の方へつくのだという。万が一、徳川方についている知信と敵味方となる場合に、渼子と二人の子を戦火に苦しめることを良しとせず、大坂へと迎えに来たのだという。
それを聞いた渼子は父の想いを悟り、思い悩むが……


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・録音音声の中には、今日においては不適切と思われる表現がありますが、音源または原文の歴史的価値を尊重し、改変を加えずそのままとしました。
・当時の録音状況や、原盤の保管状態の不備などにより、一部にお聴き苦しい箇所があることをご了承下さい。