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神様の玉

神様の玉

著者:与謝野晶子

朗読:青都 みなも

再生時間:11分29秒

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内容紹介

この頃、常子は毎晩同じ夢を見ていました。

それは天使に連れられて雲の中へ入っていく夢で、その雲の中には気高く美しい女神様がいらっしゃるのでした。

神様は毬ほどの大きさの玉を手のひらへ乗せて眺めて、なんとも言えない寂しい顔をしておいでになります。

常子は神様のそのお顔を見ますと胸が苦しくなり、いつも目が覚めるとびっしょりと汗をかいているのでした。

やがて神様の表情は苦しく、悲しそうになっていきます。常子は神様が何を心配なさっているか問いかけるのですが……。

著者情報

与謝野晶子(よさの・あきこ)

1878年、現在の大阪府に生まれる。
幼少期から文学に親しみ、女学校卒業後から雑誌に詩や短歌を投稿しはじめる。

1901年に発表した歌集『みだれ髪』で浪漫派として高い評価を受け、同年に歌人・与謝野鉄幹と結婚する。1904年に発表した『君死にたまふことなかれ』は、その思想的背景をめぐって論争を巻き起こした。

詩作のほか、評論や教育、古典研究といった多方面で活躍を続け、1942年に死去した。

代表作に歌集『みだれ髪』、長詩『君死にたまふことなかれ』があるほか、『源氏物語』を現代語訳したことでも知られている。


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