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神話と歴史 収録日：1967/1/30 鹿児島 再生時間：1時間22分55秒 無料再生時間： 提供：岩波書店 |
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内容紹介
国民祝日法改正案が国会を通過すると、東京大学でも歴史関係教官のあいだで、紀元節復活反対の署名運動がおこった．皇国史観から脱却し、実証史学が発展してきた戦後の歴史学を紹介しつつ、記紀（古事記・日本書紀）の史料批判の重要性を説き、神話から歴史となる、その過程を日本・朝鮮・中国の史料を紹介しながら明らかにする．著者情報
井上光貞（いのうえ・みつさだ）
1917－1983年．東京都生まれ．歴史家．東京帝国大学文学部国史学科卒業．専攻は日本古代史・仏教史．第二次世界大戦後の実証史学を代表する研究者で多くの業績を残した．国立歴史民俗博物館の初代館長．主な著書に『日本古代国家の研究』など．注釈
古事記
日本最古の歴史書．稗田阿礼が誦習した帝紀・旧辞を太安万侶がまとめて、元明天皇へ712年に献上．日本書紀
日本最古の正史．六国史の最初．漢文でまとめられた編年体の史書．舎人親王らが関わる．720年に完成．応神天皇
記紀に記された5世紀前後に存在されたとする天皇．母は神功皇后とされ、伝説的な記述が多い．継体天皇
記紀に記された6世紀前半の天皇．応神天皇の五代孫とされており、高志の国からヤマト朝廷にきたとされる．
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