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寒橋

寒橋

著者:山本周五郎

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あらすじ

お孝は、ときどき自分が恥ずかしくなる。
鏡に向かっているときなど特にそうだ。
『いやあねえ』などとつぶやいて、自分の顔を眺めまわす。
からだも皮膚が透けるようなぐあいで、なにかの花びらのように
柔らかくしっとりと湿っていて、撫でると指へ吸いつくような感じである。
良人を持ってから自分に現れた変化にてれて、頬が熱くなることがしばしばあった。
お孝はしんから良人、時三を愛おしく想っていた。しかし……

著者情報

山本周五郎

1903年山梨県生まれ。本名は清水三十六(さとむ)。
山本周五郎質店を経て帝国興信所(現:帝国データバンク)に勤務。
1926年「須磨寺附近」が文藝春秋に掲載され名を知られることとなる。
1943年に「日本婦道記」が直木賞に選出されるが、
『読者から寄せられる好評以外に、いかなる文学賞もない』として辞退。
藤沢周平と並び、時代小説の中でも市井の人たちを描いた作品に定評がある。
1967年2月14日死去。享年63歳。


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・録音音声の中には、今日においては不適切と思われる表現がありますが、音源または原文の歴史的価値を尊重し、改変を加えずそのままとしました。
・当時の録音状況や、原盤の保管状態の不備などにより、一部にお聴き苦しい箇所があることをご了承下さい。