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科学と自然

科学と自然

講演者:湯川秀樹

収録日:1970年11月12日 東京・サンケイホール

再生時間:1時間17分10秒

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提供:岩波書店

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内容紹介

科学の進歩は、人類の福祉のために不可欠であると同時に、一方で核兵器や自然破壊など、人間を絶滅させる可能性さえ、はらんでいる。この危機に際して、科学技術と自然を調和よく発展させることこそ、人間の義務である、という主張が説得的に語られる。科学研究の歴史、科学者や哲学者の名言を引用しながら、ときに自身の経験をユーモラスに交えて語られたこの講演は、今なお、人びとの心に強く訴える。

著者紹介

湯川秀樹

1907年東京生まれ。1981年没。1949年日本人として初のノーベル賞受賞。1934年、陽子・中性子のあいだにはたらく核力の理論から中間子の存在を導き、その後発展した素粒子論の基礎をつくる。核兵器を絶対悪とみなし、パグウォッシュ会議、科学者京都会議、世界平和アピール7人委員会その他の活動を通じて、平和運動に広く貢献した。


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