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実説 城谷怪談「もうして 其の四」

実説 城谷怪談「もうして 其の四」

著者:城谷歩

再生時間:30分30秒

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内容紹介

老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。
幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。

「もうして 其の四」(30分)
祐君は検死の結果、事故と判断され通夜、告別式、初七日が過ぎた。
一人アパートの部屋に戻った高松さんは部屋の明かりをつけたとたんに絶句した。居間の真ん中に亡くなったはずの祐君が座っていたのだ。
「高松…俺死んじゃった」とバツが悪そうに話す祐君は49日までは現世にいられるからぎりぎりまで高松さんと過ごしたいと言う。
かくして霊との奇妙な二人暮らしが始まったのだが、その末には何とも救いようのない悲しい現実が待ち受けていた。


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・録音音声の中には、今日においては不適切と思われる表現がありますが、音源または原文の歴史的価値を尊重し、改変を加えずそのままとしました。
・当時の録音状況や、原盤の保管状態の不備などにより、一部にお聴き苦しい箇所があることをご了承下さい。