LisBo(リスボ)なら、作家・学者・実業家の講演の他、法話、落語、講談、朗読などのオーディオブックが定額で聴き放題。登録月は末日まで無料です。

はだかの王様

はだかの王様

再生時間:21分16秒

無料再生時間:

提供:パンローリング

再生速度
  • x0.5
  • x0.75
  • x1
  • x1.25
  • x1.5
  • x2
  • x3
  • x4

会員登録をすれば、全作品が聴き放題。入会月は無料です。

すでに会員登録済みの方は、こちらからログインして下さい。

内容紹介

王様はピッカピカの新しい服が大好きで服を買うことばかりにお金を使っていました。王様の望みはいつもきれいな服を着て、みんなにいいなぁと言われることです。

ある日、布織り職人と偽る二人組の詐欺師が町にやって来ます。その二人組は不思議な布地を使って、“自分にふさわしくない仕事をしている人と、バカな人には透明で見えない服”を織ることができるといいます。さっそく王様は二人組に服を作るように命じます。

そして完成した服を見て王様はうろたえます。王様には服が見えませんでした。王様は家来の手前、見えないとは言えず、そのまま行進パレードに臨むことになります。家来も見物人もバカと思われてはいけないと思い、みな同じように衣装を称えます。

しかし、行進パレードを見ていた一人の小さな子どもが叫びます。
「王様は、はだかだよ!」

デンマークの童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンの代表作の一つです。

著者、翻訳者情報

著者: ハンス・クリスチャン・アンデルセン (Hans Christian Andersen)

デンマークの国民的文学者。オーデンセの貧しい靴直し屋に生まれ、幼少の頃から父にアラビアンナイトなどの物語を読み聞かされ育った。その父が早くに亡くなったため学校を中退せざるをえず、俳優を志してコペンハーゲンへ行くものの、途中で挫折する。苦しい生活の後、政治家コリンの援助もあり大学を卒業する。国外を遊学し、その際のイタリアでの印象と体験より「即興詩人」を著す。1835年「童話集(お話と物語)」を発表し、以後、死ぬまでの40年で150余編の童話を書いた。グリムと童話文学の始祖として並び称されるが、グリムと違い、創作童話の多さが特徴的である。

翻訳: 大久保ゆう (おおくぼ・ゆう)

1982年生まれ。高校一年の時、コナン・ドイル「ボヘミアの醜聞」で翻訳をはじめる。自ホームページ内ではコナン・ドイルのホームズ・シリーズをはじめ、各種作品を翻訳しフリーテキストとして公開中。またサイト Aufliteratur von Zeze で自作ミステリ・翻訳等も発表。現在は、翻訳研究(Translation Studies)を大学院にて専攻、理論や翻訳者の研究・翻訳文献の復刻・翻訳史の調査など行っている。京都大学電子テクスト研究会世話人。


【ご注意】販売用の音源を利用している場合があるため、一部内容が本サービスと当てはまらない場合がございます。ご了承下さい。

作品を探す

ジャンル  作品提供 
 
タイトル  著者・講演者 
 
朗読者  落語家・講談師 
 
キーワードで探す 

作品提供社一覧

LisBo_twitter LisBo_Instagram

・録音音声の中には、今日においては不適切と思われる表現がありますが、音源または原文の歴史的価値を尊重し、改変を加えずそのままとしました。
・当時の録音状況や、原盤の保管状態の不備などにより、一部にお聴き苦しい箇所があることをご了承下さい。