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実説 城谷怪談 撰集五十

実説 城谷怪談 撰集五十

著者:城谷歩

朗読:城谷歩

再生時間:1時間38分59秒

提供:パンローリング

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実説 城谷怪談

老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。
幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。

内容紹介

「大きな女」(24分)
今から三十年以上も前、当時十九歳だったラビーさんは、中学校時代からの親友とスクーターでツーリングに出かけた。
やがて大きな川べりまで来て他愛ない世間話に三十分ほど費やしたころ、突然友人が橋の柱を指さして「裸の女の幽霊が!」と素っ頓狂な声を上げた。
果たして夕日の傾く日暮れの景色に突如として巨大な半透明の女の姿を目の当たりにしたのだが、ラビーさんの不運は帰宅後の寝室にまで尾を引くことに、いや未だに或は続いているのかもしれない...。

「死を誘う旅館」(24分)
元カレがいい物件が見つけて転居するというので、どんなところかと尋ねた。
なんでも元々は古い旅館で、お遍路さん相手に時々部屋を貸している場所だという。知り合いがそこで間貸しをしており破格の家賃で住まえるというのだ。
嫌な予感がした。いざ、転居の日に出向くと想像通りの古さに加え何とも言いようのない重苦しさが漂っていた。
直感的にこの場所は危ない、何とか転居をあきらめるように説得を試みたが彼は承諾するどころか、自分の意にそぐえないなら分かれてくれと言い出した。やがて言いしれない不安は現実となる。

「合宿所」(24分)
えみ子さんが通っていた高校は当時創立80周年を迎え県の文化財に指定されるような由緒ある学校だった。
校舎は古かったが、代わりに同じ敷地内に創設されていた合宿所は相対して非常に新しかったという。三十年も前にかかわらず、十畳敷きの部屋がいくつもあり、大浴場に調理場、全館エアコン完備という徹底ぶりだった。
その年の夏休み、運よくえみ子さんが在籍していた剣道部がこの合宿所の利用権を獲得し三泊四日の強化合宿が行われたのだが、初日の晩寝ていたえみ子さんを恐ろしい怪異が襲った。
帰宅後この学校と合宿所にまつわる過去を知らされ愕然とする。

「依り代」(25分)
ノブヤさんが十五年ほど前、東北地方のスーツ販売店でチーフとして勤めていた時の事だ。
ある日途中入社の新人さんがやってきた。教育係として担当になったのだが、
現れたのは恰幅のいい四十歳の吉田さんという女性だった。
接客のイロハもわからず、身だしなみにも無頓着、おまけにヘビースモーカーで大の酒好き。物覚えは悪いし、同じミスは繰り返すというありさまだったが聞けば離婚して幼い娘を育てるために奮闘しているという。
劣等生ではあるが屈託なくいつも明るい様子にノブヤさんも一方ならぬ情熱をもって接していたのだが、そのうちに仕事でしくじり解雇されてしまう。さらには解雇されてしばらく後くも膜下出血で突然亡くなってしまった。
亡くなったはずの吉田さんが店に現れたのはすぐの事だった...。

著者情報

城谷 歩(しろたに わたる)

プロフィール
1980年2月16日生 北海道小樽市出身
15歳から舞台演劇を中心に俳優活動を始める。
その後、劇団深想逢嘘(2000年~2011年)を発足、主宰を務める。
様々な職種を経て2012年1月怪談師デビュー。怪談ライブバー
スリラーナイト札幌本店で活動後、2014年から同六本木店オープンに合わせ上京。
外部出演、独演会開催、メディアへの出演多数。
2018年独立。公演情報などはHPにて。
https://www.shirotaniwatarunosekai.com/


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・録音音声の中には、今日においては不適切と思われる表現がありますが、音源または原文の歴史的価値を尊重し、改変を加えずそのままとしました。
・当時の録音状況や、原盤の保管状態の不備などにより、一部にお聴き苦しい箇所があることをご了承下さい。