LisBo(リスボ)なら、作家・学者・実業家の講演の他、法話、落語、講談、朗読などのオーディオブックが定額で聴き放題。登録月は末日まで無料です。

爆弾太平記

爆弾太平記

著者:夢野久作

再生時間:2時間51分22秒

無料再生時間:

提供:パンローリング

再生速度
  • x0.5
  • x0.75
  • x1
  • x1.25
  • x1.5
  • x2
  • x3
  • x4

会員登録をすれば、全作品が聴き放題。入会月は無料です。

すでに会員登録済みの方は、こちらからログインして下さい。

内容紹介

大正九年。韓国・釜山沖のとある島で恐ろしい暴風雨の中、斎木検事はここに潜伏する旧友・轟雷雄の元を訪れていた。
轟が語るのは、如何に自身が首を飛ばされてしまったか……という話だが、そこには常識では考えられない凄愴、惨憺、醜怪、非道を極めたものがあるのだという。
かつて轟は、日本近海の漁業の行き詰まりを打開するべく朝鮮半島方面への出漁を主張していたが、韓国併合により五十万人の漁民が移住することとなった。
山内大将に功績を認められた彼は総督府の技師に抜擢されて順調に漁業を発展させる。
ところが、爆弾漁業の横行によって、轟は思わぬ窮地に陥る。爆弾を海中で爆発させて、浮き上がって来た大量の魚を一度に捕獲するという漁法だ。だが、魚もろともエサとなるプランクトンを死滅させてしまうので、生態系に深刻な影響を与える諸刃の剣と言ってもいいものだ。 しかも、この不正漁業を背後で操っているのが私利私欲の追求に走る腐敗した官僚たちであるらしい。轟は、元爆弾漁業者だった林友吉親子とともに、取締りに乗り出すのだが……

著者情報

夢野久作(ゆめの・きゅうさく)

日本の小説家、SF作家、探偵小説家、幻想文学作家。
1889年(明治22年)1月4日 - 1936年(昭和11年)3月11日。
他の筆名に海若藍平、香倶土三鳥など。現在では、夢久、夢Qなどと呼ばれることもある。福岡県福岡市出身。日本探偵小説三大奇書の一つに数えられる畢生の奇書『ドグラ・マグラ』をはじめ、怪奇色と幻想性の色濃い作風で名高い。またホラー的な作品もある。


【ご注意】販売用の音源を利用している場合があるため、一部内容が本サービスと当てはまらない場合がございます。ご了承下さい。

作品を探す

ジャンル  作品提供 
 
タイトル  著者・講演者 
 
朗読者  落語家・講談師 
 
キーワードで探す 

作品提供社一覧

LisBo_twitter LisBo_Instagram

・録音音声の中には、今日においては不適切と思われる表現がありますが、音源または原文の歴史的価値を尊重し、改変を加えずそのままとしました。
・当時の録音状況や、原盤の保管状態の不備などにより、一部にお聴き苦しい箇所があることをご了承下さい。