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平家物語 巻第四

平家物語 巻第四

著者:作者未詳

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内容紹介

南北朝時代の琵琶法師・覚一(かくいち)が1371年に完成させたといわれる覚一本を、割愛することなく原文のまますべて収録しています。

治承四年正月一日、鳥羽殿には、相国もゆるさず、法皇もおそれさせましましければ、元日元三の間、参入する人もなし。(巻第四・厳島御幸)

巻第四 収録内容

巻第四は、治承四年(1180年)の一月から五月までを描く。三歳の安徳天皇が即位し、清盛は天皇の外戚となるが、世の中は不穏で、ついに源氏が反乱を起こしてゆく。

安徳天皇が即位し、平氏の権勢は頂点に達する。譲位した高倉院は、後白河法皇のために延暦寺の反対をおしきって上皇初めての参詣を厳島神社にした。
そのころ源頼政のすすめにより以仁王から平氏追討の令旨が出され、源氏の反乱がついに起きる。平氏はすぐに追討軍を出し、宇治川で合戦する。源氏は破れ、頼政は自害、以仁王も絶命。以仁王に味方した三井寺は平氏によって焼き尽くされてしまう。

01 厳島御幸(いつくしまごこう)
02 還御(かんぎょ)
03 源氏揃(げんじぞろえ)
04 鼬之沙汰(いたちのさた)
05 信連(のぶつら)
06 競(きおう)
07 山門牒状(さんもんへのちょうじょう)
08 南都牒状(なんとちょうじょう)
09 永僉議(ながのせんぎ)
10 大衆揃(だいしゅぞろえ)
11 橋合戦(はしがっせん)
12 宮御最期(みやのごさいご)
13 若宮出家(わかみやしゅっけ)
14 通乗之沙汰(とうじょうのさた)
15 鵼(ぬえ)
16 三井寺炎上(みいでらえんしょう)


作者・成立

作者未詳。『徒然草』に、平家物語の作者は信濃前司行長(しなののぜんじゆきなが)という記述があるが、確証はなく異説も多い。
成立は十三世紀初めごろ。琵琶法師の平曲によって全国に広まったため、巻数や内容の差異があるさまざまな異本が伝わる。当初は三巻本であったが、十二巻本に増補され、さらに灌頂巻(かんじょうのまき)が加わった覚一本が現在ではよく知られている。覚一本は、琵琶の名手・覚一(かくいち)が1371年に完成させたものといわれる。

朗読者情報

岡崎 弥保(おかざき・みほ)

俳優・語り手。
東京女子大学卒業、同大学院修了(日本古典文学専攻)。言葉の力に魅せられ、編集者を経て、俳優・語り手に。演劇・語りの舞台に数多く出演。2010年朗読コンクール優勝(NPO日本朗読文化協会主催)。俳句「藍生」(黒田杏子主宰)会員。『源氏物語』全五十四帖(与謝野晶子訳)の朗読CDをはじめ、「おくのほそ道」「にほんむかしばなし」「小泉八雲怪談集」「ひろしまのピカ」「夏の花」等、収録多数。

●公式サイト「言の葉」http://ohimikazako.wix.com/kotonoha/

シリーズ一覧

平家物語 巻第一
平家物語 巻第二
平家物語 巻第三
平家物語 巻第四
平家物語 巻第五
平家物語 巻第六
平家物語 巻第七
平家物語 巻第八
平家物語 巻第九
平家物語 巻第十
平家物語 巻第十一
平家物語 巻第十ニ
平家物語 灌頂巻


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・録音音声の中には、今日においては不適切と思われる表現がありますが、音源または原文の歴史的価値を尊重し、改変を加えずそのままとしました。
・当時の録音状況や、原盤の保管状態の不備などにより、一部にお聴き苦しい箇所があることをご了承下さい。