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実説 城谷怪談 撰集三十五

実説 城谷怪談 撰集三十五

著者:城谷歩

朗読:城谷歩

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実説 城谷怪談

老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。
幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。

内容紹介

「いずい」(32分)
永田さんが、勤め先の7歳年上の店長と男女の一線を越えたのは、慣れない都会暮らしの寂しさからだったからなのかもしれない。
相手はすらりとしてスマートで、金払いも良く、コミュニケーション力も高い。
ところがある時、実は自分以外にも複数の女性と交際していることを知ってしまった永田さんは一気に熱が冷めていった。
そんな時期、店長がやたらと疲れる、しんどいと体調の不良を訴えるようになり、 彼の出身地である北海道の方言で「いずい(不快である、具合が良くないといった意)」の言葉を頻繁に言うようになる。
程なく、その体調不良の原因と永田さんは対峙することになるのだが…。

「薄闇」(24分)
池端さんは、将来声優になるという大志を胸に上京してきた。
しかし、専門学校を卒業後、オーディションには一向に受からず、事務所への所属もならず、 生活のためのアルバイトに日々を追いかけられるようになり、次第に目標を見失って行った。
やがてそんな暮らしが数年続き、貯金も底をつき、交際していた男性とも別れたのを機に遂にギリギリで踏ん張っていた生きる希望がぷつんと途絶えてしまう。 知らない街に行こう、そしてそのまま…。
思い詰めてというほどではなかったのだが、死ぬつもりで電車に揺られ、降り立った街の歩道橋の上、飛び降りるタイミングを計っていた池端さんの目の前に現れたのは…。

「脅迫電話」(29分)
安藤さんという男性が、誤って携帯電話を故障させた時の出来事。
電話に記録してあったアドレスがすべてダメになってしまったため、SNSを使い事のいきさつを話し、改めて自分あてに連絡先を送ってほしい旨の記事をあげるとちらほらと友人、知人からメールが送られてきて間もなく元登録してあった連絡先は復旧するだろうと思っていると、そこに見知らぬ番号から狂ったように何十件もの着信が入った。 折り返してみると、つながった相手は女性。誰だろうと不思議に思うも相手は名乗らない。
どうやら車の中にいるのはわかる、カーオーディオから流れてくる音楽と、車の走行音が聞こえ…。

「白百合の部屋」(36分)
あっつんは小学校5年生の修学旅行を忘れない。
楽しかったからではない、恐ろしい記憶として忘れられなくなってしまっているのだ。
行先は軽井沢だった。修学旅行生ばかりを受け入れる、その旅館の一階の奥にある「白百合の部屋」というのが問題だった。
先に泊まりに行った他校の生徒の間でもあの部屋には「出る」と噂は広がっていたのだった。
幸いあっつんの部屋は二階で、自身は難を逃れたが、当時片思いしていたヤエちゃんが奇しくもその白百合の部屋にわりあたってしまう。
初日の晩、件の部屋から絶叫が響いた。一体何が起こったというのか。

著者情報

城谷 歩(しろたに わたる)

1980年2月16日生 北海道小樽市出身
15歳から舞台演劇を中心に俳優活動を始める。
その後、劇団深想逢嘘(2000年~2011年)を発足、主宰を務める。
様々な職種を経て2012年1月怪談師デビュー。怪談ライブバー スリラーナイト札幌本店で活動後、2014年から同六本木店オープンに合わせ上京。
外部出演、独演会開催、メディアへの出演多数。
2018年独立。公演情報などはHPにて。
https://www.shirotaniwatarunosekai.com/


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・録音音声の中には、今日においては不適切と思われる表現がありますが、音源または原文の歴史的価値を尊重し、改変を加えずそのままとしました。
・当時の録音状況や、原盤の保管状態の不備などにより、一部にお聴き苦しい箇所があることをご了承下さい。