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秋の駕籠

秋の駕籠

著者:山本周五郎

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内容紹介

山本周五郎は「文学には“純”も“不純”もなく、“大衆”も“少数”もない。ただ“よい小説”と“わるい小説”があるばかりだ」を信念とし、普遍妥当性をもつ人間像の造形を生涯の目的とした作家で、時代小説を中心に沢山の作品を残しています。

あらすじ

六助と中次は棒組の籠屋であった。
六助は肥えていて年は二十七であるが、うっかりすると四十くらいにみえた。
固ぶとりで毛深くあぶら性で、その動作はゆっくりしていて、話しぶりも暢びりしていた。
一方、中次は肥えてもいず痩せてもいなかった。色が浅黒く、いなせな顔だちで、
年は六助と同じであるが二つばかり若くみえた。性格はせっかちでもなく、悪くおちついてもいない。二人はいつも喧嘩をしているである。四年も五年も一緒に稼ぎ、寝起きからなにから一緒にしていて、ふだんは実の兄弟より仲が良いくせに、いつもつまらないことですぐに喧嘩をしていたのだ。ただ、たいてい五日から七日、長くても十日で仲直りをしていたのに、今回の喧嘩は何と半月も続いていた。
二人がよく行くめし屋の「魚金」の一人娘であるお梅は、いつまでも仲直りしない二人のことを見かねてあることを言い出すのだが————?

「六助はおれの友達だ、おれの友達のことを悪く云うつもりか」
「中次はおれの友達だからな、おれの前で友達のことを悪く云うのはよしてもらいたいんだ」
六助と中次、二人の友情物語。

著者情報

山本周五郎(やまもと・しゅうごろう)

1903~67年。小説家。山梨の生まれ。本名・清水三十六(さとむ)。名は生まれ年からつけられ、筆名は東京で徒弟として住み込んだ質屋「山本周五郎商店」にちなんだ。20代前半に作家活動を始め、39歳の時『日本婦道記』が直木賞に推されたが受賞辞退。その後も多くの賞を固辞する。江戸の庶民を描いた人情ものから歴史長編まで作品は数多い。代表作には、「樅(もみ)ノ木は残った」「赤ひげ診療譚」「おさん」「青べか物語」「さぶ」などがある。1987年9月には、「山本周五郎賞」が新潮文芸振興会により設定された。


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