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自助論~新訳完全版~第六章

自助論~新訳完全版~第六章

著者:サミュエル・スマイルズ/関岡孝平

再生時間:2時間4分56秒

提供:パンローリング

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内容紹介

天は自ら助くる者を助く


本オーディオブックは、1858年にイギリスで上梓された『自助論』の改訂版を現代語にて全文を完全新訳し、朗読したものである。

人は成功を命ずることはできない。努力してこそ、成功を手にすることができるのだ

前書は、アメリカで出版されたのを始め、イギリス国内はもちろん世界各国にて翻訳され、今尚、読み継がれるロングセラー書。
日本国内では、中村正直が翻訳『西国立志編』として刊行。明治の終わりまでに100万部以上の売上をあげた。

本オーディオブックは、全十三章からなる「自助論」の第六章

本書の主旨は、みなさんが正しい目的に向かって力いっぱい努力すること―、苦労や苦しみ、屈辱から逃れることも、他者からの支援や保護に頼りきることもなく、自分自身で活路を切り開けるように導くことだ。自分自身を助けることは、突き詰めて考えれば、周囲の人を助けることにつながる。
本書で取り上げたさまざまな実例――文学者や科学者、芸術家、発明家、教育家、慈善家、宣教師、殉教者たちの生き様―を見れば、それが分かるはずである。

優れた人物が、自らの理想を追求するなかで失敗することはもちろんある。しかし、失敗しようと思って失敗したわけでもなければ、失敗してよかったと考えているわけでもない。よからぬことを追求して成功するのは恥ずべきことだが、理想を追求して失敗するのは名誉なことである。
しかし、理想を追求して成功するほうがそれよりもっといい。

どんな場合でも一番大事なのは結果ではなく、その目的であり、価値ある目的の実現に向けて注ぐ努力と忍耐、勇気、不屈の闘志である。

内容項目

第6章 芸術という仕事――WORKERS IN ART

●芸術の世界でも努力なくして成功はない
●根気強く努力を続ける
●前より少しでも進歩するよう心掛ける
●破天荒な芸術家、ベンベヌート・チェッリーニ
●純粋で高潔な画家、プッサン
●志は高く持つ
●天賦の才を生かすのは、健やかな精神
●努力が才能さえも補ってくれる
●努力が幸運をもたらし、現状を打破する力となる
●家族に支えられ、困難を乗り越えた芸術家
●情熱と努力で優れた作品を残した音楽家たち


~本文より抜粋~

芸術家の偉大な作品のかげに、忍耐強い努力と時間をかけた修練があることに思いを馳せる者は少ない。それらの作品は、時間をかけずに楽々と制作されたように見えるが、そう見せる腕前は大変な苦労の末に獲得されたものなのだ。

「たった10日で作った胸像に金貨50枚も払えと言うのか」とミケランジェロに向かってベネチアの貴族が抗議したことがあった。
「ひとつお忘れのようですね」とミケランジェロはきり返した。
「胸像を10日間で制作できるようになるまでに、30年かかっているのです」

優れた芸術も、他のあらゆる分野と同じように、骨身を惜しまない努力があってこそ生まれる。
美しい絵も、気品のある塑像も、偶然生まれたりはしない。芸術家の巧みな筆使いや、のみ使いは、天性の才能もあるが、やはり不断の修練の賜物なのである。

芸術の世界で傑作を残すには、勤勉に努力することも重要だが、天性の才能がなければ、どれだけ努力しても真の芸術家にはなれないことも事実だ。才能は生まれつきのものかもしれないが、それを完成させるのは自己修練であり、これは受け身的な学校教育よりもはるかに効果的である。
偉大な芸術家には、貧乏などのさまざまな試練をものともせず、自らの力で道を切り開いた人たちが何人もいる。

「年を取るにつれてますます、今の自分を越えたい、これ以上ないくらい完璧な域に達したいという思いが強くなった」


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タイトル  著者・講演者 
 
朗読者  落語家・講談師 
 
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・録音音声の中には、今日においては不適切と思われる表現がありますが、音源の歴史的価値を尊重し、改変を加えずそのままとしました。
・当時の録音状況や、原盤の保管状態の不備などにより、一部にお聴き苦しい箇所があることをご了承下さい。