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わたしにとっての戯作

わたしにとっての戯作

講演者:井上ひさし

1977年11月9日 東京

再生時間:56分50秒

提供:岩波書店

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内容紹介

井上ひさしは学生時代、吃音に悩んでいた。隣は遊郭の下宿屋で、母とともにモツ焼きの屋台を引きながら、ろくに大学にも行かずに江戸の黄表紙を読みふけっていた。聴衆を爆笑の渦に巻き込みながら、戯作の魅力に取りつかれ、やがて作家を志すにいたる煩悶の青年時代を語る。

講演者紹介

井上ひさし

1934年山形県生まれ。小説家・劇作家。上智大学卒。放送作家としてスタート、「ひょっこりひょうたん島」で知られ、その後戯曲・小説へと幅を広げる。「表裏源内蛙合戦」「道元の冒険」(岸田戯曲賞)、「手鎖心中」(直木賞)、「シャンハイムーン」(谷崎潤一郎賞)など著書多数。こまつ座座付作者としても活動。日本劇作家協会理事・日本文藝家協会理事・日本ペンクラブ会長などを歴任。2010年没。

注釈

恋川春町(こいかわはるまち)『金々先生栄花夢』(きんきんせんせいえいがのゆめ)

安永四年江戸鱗形屋版。中国の故事に倣った謡曲『邯鄲』の盧生の夢の翻案。

朋誠堂喜三二(ほうせいどうきさんじ)『親敵討腹鞁』(おやのかたきうてやはらつづみ)

安永6年、恋川春町画。兎が狸を殺して婆の敵を討った昔話「かちかち山」の後日談。

同『鼻峰高慢男』(はなのみねこうまんおとこ)

安永6年、恋川春町画。春町の『高漫斉行脚日記』に倣ったもの。金持ちが息子の鼻の低いのを高くしようとするが、逆に天狗に懲らしめられる話。

曲亭馬琴『敵討蚤取眼』(かたきうちのみとりまなこ)

享和元年。北尾重政画。真面目な武士が自分を食った蚤への敵討のため、主君に暇をもらい旅立つというナンセンス話。

唐来参和(とうらいさんな)『莫切自根金生木』(きるなのねからかねのなるき)

天明5年。金銀があり余って困る夫婦が金銀を減らしなくそうとさまざまな苦心惨憺をするが、いつも逆に金銀が増えるという話。


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・録音音声の中には、今日においては不適切と思われる表現がありますが、音源の歴史的価値を尊重し、改変を加えずそのままとしました。
・当時の録音状況、原盤の保管状態の不備などにより、一部にお聴き苦しい箇所があることをご了承下さい。

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