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自己信頼 ~新訳完全版~

自己信頼 ~新訳完全版~

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内容紹介

自分を取り戻せ。不自由な社会を自由に生き抜く術がある。


社会にはルールがある。私たちはそのルールに従って生きている。
勝手をすれば会社をクビにされ、世間からは白い目で見られるようになる。従順や建前、慣習を愛する社会では、個人の本音や新たな価値の創造は嫌われる。

人々は、周囲の反応を恐れるあまり、自分の考えを捨て去り口を閉ざす。そうして後に、勇気あるどこかの誰かがまったく同じ考えを毅然として語り出し、あなたは情けない思いで、自分の意見を他人の口から拝聴する羽目になる。

過去の偉人たちは、周囲や伝統にとらわれず、自分自身の考えを語った。国も、制度も、会社も、そうした偉大な人物の影が伸びたものである。 真の人間は服従しないし何ものにも頼らない。自己を信頼し、実現し、中心となる。

あなたの会社の社長を見てみるといい。果して誰かのために、誰かに従って会社を経営しているのだろうか?

すぐれた人物にとって正しいものはただひとつ、自分の本質に適った法則だけだ。
自分の考えを信じよう。内に秘めた信念を口にしよう。人は、心をこめて仕事をし、最善を尽くしたとき、心安らぎ、晴れやかな気持ちになれる。他人の畑を耕すだけでは、何も創り出すことは出来ず、何の希望も生まれない。

あなたに平和をもたらすのはあなたしかいない。平和を手にするためには、自己信頼という原理原則によって勝利する以外ないのだ。

訳者序文より

エマソンの思想は、著作や講演活動を通して、アメリカのみならず全世界に影響を与えています。影響を受けた人物の中で最も有名なのは、後に述べるドイツの哲学者ニーチェでしょう。わが国でも、福沢諭吉や宮沢賢治、内村鑑三などがエマソンの思想の影響を受けています。

エマソンの著作の特徴のひとつは、心に残る名言が多いことで、そのため、書籍や教科書、スピーチなどさまざまなシーンでよく引用されています。今インターネットで検索してみても、数えられないほど多くの引用が見つかります。エマソンが今でも世界に影響を与え続けていることがよく分かります。

本書『自己信頼』は、そのエマソンが1841年に発表した『エッセー第1集』に収められた論文で、エマソンのまさに代表作と言っていい名著です。最近ではオバマ大統領がフェイスブックなどで自己の愛読書として取り上げたことでも話題になりました。

タイトルにある「自己信頼」はエマソンの思想を貫く基本思想とも言えるもので、「自分を信頼せよ」「これまでの慣習にとらわれず自分の思うとおり行動せよ」と訴える本書は、広く世界中の知識人の心をとらえました。本書のドイツ語版を読んだニーチェは、感激のあまり、日記に「本を読んでこれほど共感を覚えたのは初めてだ」と書いています。現にニーチェの思想には『自己信頼』の影響が色濃くうかがわれます。

内容項目

訳者序文
自分にとっての真理はすべての人にとっての真理である
自分は自分として受け入れる
幼児は誰にも従わない。周りが幼児に従うのだ
少年の勝手気ままさこそ人間らしい健全な態度である
自分が悪魔の子なら、悪魔に従って生きるまでだ
うわべを取り繕うな。真実をぶつけよ
私は私の人生を生きる
古い慣習に従う必要はない
一貫性にこだわるな。今心にあることを口にせよ
あるがままの自分でいる
真の人間はあらゆるものの中心となる
自分の真価を知る
無自覚的な直観こそを信頼せよ
過去や未来ではなく、今このときをあるがままに生きよ
魂はかくあるのではなく、かくなるのだ
あらゆるものはひとつのものに集約される
人はひとりで歩まねばならない
あるがままの自分として生きる
自らの基準に従って生きるということ
失敗を今後の糧とせよ
神も人も自立している人を祝福する
教義は知性の病である
旅は愚か者の楽園である
自分にこだわれ、人まねなどするな
社会は進歩などしていない。変化しているだけだ
人がどんな人間になるかは常に必然である
自己信頼という原理原則によって勝利せよ
警告


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