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科学と文学
1968年9月10日 紀伊國屋ホール
再生時間:59分35秒
提供:新潮社
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内容紹介
終戦による価値観の転換が、著者の心に大きな変革をもたらした。戦前への反発、左翼の分裂…。その中で著者は人間にとって普遍的な価値とは何かを考えるようになる。後にSF小説を通じて世界を構成する様々な事象と文学の基本原理との関係に気づく。SF界の巨人・小松左京が誕生するまでの思想遍歴を語った貴重な講演。
内容項目
終戦による価値観の転換と混乱/科学への接近/桑原武夫先生の出したテーマ/SFとの出会い/既成の価値観へのアンチテーゼ、あるいは相対化/生命の一回性を保証するもの
講演者紹介
小松左京
1931(昭和6)年、大阪府に生まれる。京都大学文学部卒業。日本SF界を代表する作家であるともに、執筆以外の分野でも精力的な活動で知られる。特に1970(昭和45)年の日本万国博覧会ではテーマ館サブプロデューサーを務め、イベントを大成功を収めた。代表作に『復活の日』『日本沈没』『首都消失』などがある。2011(平成23)年逝去。