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源氏物語(三十一) 真木柱(まきばしら)

源氏物語(三十一) 真木柱(まきばしら)

著者:紫式部/与謝野晶子

再生時間:1時間25分28秒

提供:パンローリング

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内容紹介

与謝野晶子による現代語訳を朗読しオーディオ化しました。

多様な人物たちの織り成す複雑な心理描写を、分かりやすく情感豊かに読み上げました。またそれぞれの帖の冒頭では翻訳者の与謝野晶子が、その帖の内容を一首の歌にして見事に表現しています。

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源氏物語は、紫式部によって書かれた全五十四帖から成る長編小説。

期間にして74年、四代の天皇の御代に渡る壮大な物語であり、その文章の構成や美しさ、人物の心理描写の面などからも、日本の文学史上最古にして最高傑作とも言われています。

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源氏物語 第三十一帖 真木柱(まきばしら)

あれほど多くの求婚者がいて、いったい誰と結婚するのかと思われた玉鬘(たまかずら)であったが、右大将の鬚黒(ひげくろ)が女房に手引きをさせて、強引に玉鬘と結婚してしまった。光源氏はとても残念に思ったが、実父の内大臣はこの縁組を喜んでいた。

鬚黒は玉鬘を自邸に引き取ろうとするが、鬚黒の妻は悲嘆にくれ、急に狂気じみたふるまいなどをして鬚黒を困らせる。鬚黒の妻の父である式部卿宮(しきぶきょうのみや)は、鬚黒の新たな結婚をひどい仕打ちだと怒り、娘を実家に連れ戻すことにした。鬚黒の妻は子を連れて家を去ろうとするが、鬚黒にかわいがられていた娘の真木柱(まきばしら)は、最後に父に会いたいと思い、その場を動かない。しかし鬚黒は帰らず、真木柱はお気に入りの柱の割れ目に歌を残して、泣く泣く立ち去った。

事態を知った鬚黒は急いで家に戻るがすでに妻子はいなかった。式部卿宮邸をたずね、妻に合わせてほしいと頼むが聞き入れられず、鬚黒は息子たちだけを連れて帰るのだった。

望んだ結婚をしたわけではない玉鬘の気持ちは沈むばかりであった。気晴らしにでもなればと鬚黒は玉鬘の宮仕えを許すが、美しい玉鬘を帝に近づけることが心配で、すぐに玉鬘を退出させてしまい、そのまま自邸に引き取ってしまった。

源氏から玉鬘のところへ手紙が送られてくる。玉鬘は源氏とともにいた暮らしをしみじみ懐かしむが、そんな意をまったく解さない鬚黒は、玉鬘の代わりに源氏へ返事を書いてしまう。

実家に戻った鬚黒の妻の様子は相変わらず狂気じみていたが、鬚黒の経済援助は続いていた。真木柱は父・鬚黒に会うことを許されず、兄弟たちから父の様子を聞くばかりであった。

そのうちに鬚黒と玉鬘の間に男児が生まれ、内大臣は孫の誕生を喜んだ。

なにかと問題を起こす内大臣の娘・近江(おうみ)の君は、近頃は恋愛に興味を持ち始めたようで、周囲の心配はたえない。近江の君は、公卿(くぎょう)たちが集まった夜に人前に出てきて、源氏の子息・夕霧(ゆうぎり)に唐突な言葉をかけるが、あっさりとかわされてしまう・・・。

著者、翻訳者情報

作者:紫式部(むらさきしきぶ)

平安時代中期の女性作家、歌人。中古三十六歌仙、女房三十六歌仙の一人。父は越後守・藤原為時。母は摂津守・藤原為信女。夫である藤原宣孝の死後、召し出されて一条天皇の中宮であった藤原彰子に仕えている間に『源氏物語』を記した。

現代語訳:与謝野晶子(よさの・あきこ)

作家、歌人。大阪府堺市生まれ。旧姓は鳳(ほう)。本名「志よう」。幼少時から文学や古典に親しみ、10代半ばで和歌を投稿するようになる。歌人・与謝野鉄幹が創立した新詩社の機関誌「明星」に歌を発表。鉄幹と恋仲となり鉄幹とともに上京し、処女歌集「みだれ髪」を刊行。のち鉄幹と結婚し、「小扇」「舞姫」「夢之華」などの歌集を刊行し、女流歌人としての名声を確立。その他作品には、「君死にたまうことなかれ」「常夏」「佐保姫」「春泥集」「青海波」「夏より秋へ」「朱葉集」「火の鳥」「太陽と薔薇」などがある。


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