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日本名婦伝 (1)

日本名婦伝 (1)

著者:吉川英治

再生時間:2時間14分28秒

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内容紹介

『宮本武蔵』を生んだ“国民文学作家”が描く女の人生
源義経、楠木正成、豊臣秀吉らの偉業には内助の功があった――


男たちを陰ながら支えた女たちの人生。その中には、英雄豪傑らに比肩する生き様や、涙無しには語れない物語がありました。

「細川ガラシヤ夫人」
明智光秀の娘で、細川忠興の妻として幸せに暮らしていた迦羅奢。本能寺の変によって彼女は、「反逆人の娘」として山の尼院での隠遁を余儀なくされた。やがて天下人となった豊臣秀吉がその境遇に深く同情し、その媒酌により、再び忠興のもとに戻ってきたが、辛い日々の中で命を長らえさせたものはキリスト教への信仰であった。秀吉の死後、徳川家康と石田三成の対立が激化し、家康が上杉討伐の兵を起こした際に、三成は大阪城下の大名方の夫人らを人質にとるべく、細川家の屋敷に軍勢を差し向けた。しかし、迦羅奢はこれを敢然と拒否して、驚くべき手段を取るのだった……

「静御前」
平家を倒した立役者である源義経に見初められた、当代名うての白拍子・静。義経追討令により京を追われた義経は、吉野山の奥深くで静と別れた。やがて、鎌倉方に囚われた静は、頼朝の前で舞いを奉納することになるが、頼朝の意に反して、義経との別れを哀しみ恋うる曲を舞った。それが 「吉野山 峰の白雪踏みわけて 入りにし人の あとぞ恋しき」「静や静 しずのおだ巻きくり返し 昔を今に なすよしもがな」の二曲であった。頼朝は怒るが、その舞は頼朝の妻、政子の心を動かした……

収録内容

静御前
大楠公夫人
小野寺十内の妻
太閤夫人
細川ガラシヤ夫人
谷干城夫人

著者情報

吉川英治(よしかわ えいじ)

明治25年8月11日、神奈川県久良岐郡(現横浜市中区)に生まれる。小学校卒業後、家運が傾き窮乏のなかで船具工など種々の職業を転々とした。 1925年の『剣難女難』で認められ、「鳴門秘帖」で作家としての地位を確立する。以後伝奇小説の定型をふまえた娯楽小説を書き継いだが、次第に求道的態度を強め、『宮本武蔵』で一つの完成を示した。主な代表作に『三国志』、『新・平家物語』、『私本太平記』などがある。

作品一覧

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日本名婦伝 (1)
日本名婦伝 (2)


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