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教育と集団
1962年10月11日 大阪
再生時間:42分41秒
提供:岩波書店
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内容紹介
『育児の百科』で有名な松田道雄が、幼児教育の成功例と失敗例をもとに、子どもがいきいきと自らの能力を発揮できるようになるための教育の諸条件を明快かつユーモラスに説く。子どもは、信頼できる親きょうだいや保育士、友だちといった「集団」の中でこそ心身ともにのびのびと発達することが説得力をもって語られる。
講演者紹介
松田道雄
1908年、茨城県生まれ。小児科医、育児評論家。生後すぐ京都に移る。旧制第三高等学校、京都帝国大学医学部卒業、医学博士。1932年に京都帝大医学部助手となり、小児結核を研究対象とする。中京区西ノ京の健康相談所、京都府衛生課結核予防係、和歌山県衛生課長を経て、戦後大阪府の民間病院小児科に勤務、その後京都に診療所を開く。1967年に小児科の診療を辞め、執筆・評論活動に専念。1967年に出版した代表作で累計160万部のベストセラー『育児の百科』(岩波書店、現在は『定本 育児の百科』岩波文庫・全3巻)、『私は赤ちゃん』『私は二歳』(以上、岩波新書)をはじめ、数多くの著作がある。1949年に『赤ん坊の科学』で毎日出版文化賞、1963年に『君たちの天分を生かそう』で児童福祉文化賞を受賞。1998年没。